「数学を選択したけれど、勉強法が分からない・・・」「数学がなかなか伸びない」と思っている人はいませんか?
確かに数学は理科や社会のように短期間で詰め込み、急激に伸ばすことが難しい科目かもしれません。しかし、自分に合う勉強法を見つければ、面白いほどに問題が解けるようになります。
この記事では私が実際に数学の成績を伸ばした勉強法を紹介します。少しでも参考になれば幸いです。
数学ってどんな科目?

初めに数学とはどんな科目なのでしょうか?まずは数学という科目の特徴を理解することで、勉強しやすくしましょう。
数学の特徴とは
まず皆さんは数学に対してどのようなイメージを持っているでしょうか?数学の教科書を開けば、公式が書いてあり、それに関する例題と練習問題でいっぱいですよね。
「なんだか意味の分からない数式と公式でいっぱいで見たくもない…」と思う人もいるかもしれません。
しかし、数学は公式の正しい使い方さえ覚えればそんなに難しい科目ではありません。
数学の試験って?
試験では、白紙の答案用紙に自分の言葉でどの公式を、どのように使ったのかという回答までの過程を書かなければいけませんね。
また、基本的な問題は少なく、応用問題の割合が大きいですが、その応用問題も基本的な公式の使い方を知らなければ解けない問題ばかりです。
つまり、基本的な数学の知識を持てば、どんな応用問題が来ようと怖くはありません。では、具体的にどのように勉強すればよいのでしょうか?
受験で高得点を取るための数学の勉強法!

数学は、段階を追って勉強をすれば確実に解けるようになります。その段階を見ていきましょう。
はじめは公式の理解から!
数学の勉強において、まずやらなければいけないのは公式の理解です。
数学の教科書には公式に関することしか書いていないのですから、公式を理解せずに数学の勉強をしていてはいつかは数学の大きな壁にぶつかってしまうことになります。
公式の理解法① 教科書に載っている公式の使い方を覚える
では、公式を理解するためにはどうすればいいのでしょうか?
ただ公式だけを見ていても何もわかりませんね。
まずは、実際にその公式の証明や公式を使った例題を読みましょう。
そして
・その公式がどのように成り立ったのか
・使われることで結果的に何が導かれるのか などを読み取っていくのです。
やっていることはシンプルですが、あまり公式の理解をしている受験生は多くありません。かつての私もそうでした。
公式を理解せずにただ覚えただけでは、少し問題のパターンが変わっただけでまったく違う問題に見えてしまい、解けなくなってしまいます。
公式の理解法② 例題の解き方を自分で説明できるようにする
例えば例題の解答中で、「場合分けを行い、それぞれの場合で公式を使うか否かを検証したり、違う公式を使用する」といったものがあるとします。
この場合、まず「どうしてそのような場合分けが行われているのか」を説明できるようにします。そのあとに「どうしてその公式を使うのかor使わないのか」を説明できるようにします。
また文字で説明する癖をつけておくと、実際の試験での解答用紙に書くことに対する抵抗が和らぐでしょう。
ここまで公式の理解の仕方を説明してきましたが、あまり問題を解くということをしていないため、「つまらない」と思う人もいるかもしれません。
しかし、この理解するまでの過程を丁寧にすれば、ほかの類題はほぼ同じような解答方法でスイスイと解けるようになります。
慣れてきたら応用問題の対策を!
数学の試験問題は、応用問題が大きな割合を占めています。
基礎問題も、もちろん大切ですが、応用問題がどれだけ解けるかで試験で高得点がとれるかどうかの決め手となります。
まず基本問題を練習する
まずは、例題や基本問題で自分が本当に公式を正しく使える状態になっているのか確認しましょう。
もし公式の使い方が間違っていた場合、基本的な問題ではその間違いを見つけやすく、間違った理解を修正しやすいです。
難易度が少し高めの問題を解けるようにする
数学の応用問題は、複数の単元や公式が絡み合ったものが多く、一つ一つの公式を正しく理解しておかなければ、解いてる途中で考えがごちゃごちゃになってしまうことも少なくありません。
裏を返せば、一見すると難しい問題でも、細分化すれば基本的な知識の組み合わせです。思考がまとまらなくなってしまわないように文字でしっかりと解答を整理していけば、試験では部分点で稼げるようになります。
獣医学部受験における数学の特徴

上記のような特徴のある数学ですが、獣医学部受験においてはどのような特徴があるのでしょうか?
また、どのような対策が必要なのでしょうか?
共通テストには問題を見極める力と計算力を!
共通テストの数学は近年問題の難易度に変動はありますが、共通して言えることは、問題量がとにかく多く、計算も複雑化している、ということです。
とてつもない量の問題をすべて解こうとするとかえって焦りにつながり、計算ミスなどの原因になってしまいます。
したがって
・自分が解ける問題
・少し計算が面倒で時間がかかってしまう問題…など問題を解く順番を決め、点を取るべき問題を見極めていきましょう。
そして日頃から先生や数学の得意な人の計算方法をまねし、ミスの少ない、簡潔に計算できる方法を見つけていきましょう。
国公立獣医学部の二次試験の数学では基礎をしっかりと!
二次試験の問題となると、大学によって難易度や傾向が変わってきます。
数学Ⅲが必要な大学、計算量が多い問題を出す大学、基本的な問題が多い大学、様々です。しかし、すべての大学でいえることは一個の問題を完璧に解こうとするのでなく、多くの問題で部分点を狙うほうが高得点は取りやすいということです。
どんな応用問題であれ、基礎知識が必要となります。その基礎的な部分をどれだけ書いて説明できるかで点数に差がついてきます。
私立獣医学部の数学の試験には過去問対策を
私立の試験は、国公立の試験よりも学校ごとでの問題の傾向や難易度に差がつきやすくなります。
また、国公立の過去問ではあまり出てこないようなひねった図形問題や頻繁には使わないような公式を使わないと解けない問題も出てきやすいです。
そして問題量もかなり学校ごとで異なり、対策としては共通テストのように問題を見極める力や計算力を身に着けることが有効になることもあると思います。
獣医受験におすすめの問題集・参考書

ここでは、獣医受験におすすめの問題集や参考書を紹介します。
最初、私は基本的な問題は教科書で対策していたため、問題集はあくまでプラスαとしてしか考えていませんでした。そして、まずここで複数冊の問題集や参考書を持つのが必ずしもいいとは限らないということを念頭においておきましょう。自分に合った問題集を繰り返し解きなおし、一つ一つの問題をしっかりと理解していきましょう。
また、問題集において言えることは、解答解説集が分厚いものを選ぶほうがよく、答えしか載っていないものは避けた方がいいということです。
入試精選問題集 理系数学の良問プラチカ
問題のページよりも解説のページのほうが多く、詳しく解説されています。単元ごとに様々な大学の過去問から選ばれた問題が載っているため、二次対策としてとても有効に使える問題集だと思います。
Focus Gold
私は高校三年間で主に教科書とFocus Goldで日頃の勉強から受験対策まで補っていました。
この参考書は例題があり、その回答があり、その周りに解答用紙には書かないが、解く過程での考え方のメモなどが詳しく載っており、解答用紙での文の書き方なども学べます。
また、基礎的な問題から難関大学の難しい過去問まで幅広い難易度の問題が載っており、一冊を丁寧にこなせば相当な力が付きます。
まとめ
いかがでしたか?数学は、解く過程を一つ一つ丁寧に整理していけば難しく思えていた問題が案外すんなりと解けてしまうことがよくある科目です。少しだけ頑張って正しい知識を身につけ、多くの問題を解けるようになりましょう。
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