獣医師になるにはどんな高校に行けばいいの?小学生・中学生のうちからできることを解説!

小中学生向け

「獣医さんになりたいけど、小学生や中学生のうちからできることはあるのかな?」「高校はどんなところに行けばいいのだろう?」「頭がいい高校じゃないと合格できないのかな?」と思っている方はいませんか?

安心してください。筆者自身も小中学生の時は同じことを考えていました。

獣医さんになるには専門の大学に入る必要があるため、その前の高校選びが非常に大切です。
では動物の病気を治し健康を守る獣医師になるには、どんな高校に入ってどんな勉強をすればいいのでしょうか?

今回の記事では、獣医になるための高校選び、高校での勉強方法をまとめています。
他にはない体験談を多数掲載しているので、今後の高校選びの選考にしていただけると幸いです!

また、親御さんにとっても満足していただける記事になっているかと思います。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。

勉強以外でどんなことが出来るか気になる人は、こちらの記事を読んでみてください。

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獣医師になるにはどうしたらいいの?

獣医になるには、6年制の獣医学部大学を卒業したあとに獣医師国家試験に合格する必要があります。
専門学校や短大、4年制大学卒では獣医師国家試験を受けることができず、獣医になることはできません。

獣医は大学に6年間通ってさまざまな試験や実習を乗り越える必要があり、最後に国家試験も存在するため、なるのはとても大変な職業です。

獣医師になってからも毎日勉強をしなくてはならないので、早いうちから勉強のやり方や習慣を身につけなくてはなりません。

そのため、獣医になるには高校選びから慎重に行っていく必要があります。

獣医になるにはどんな高校に入ればいいの?

高校選びが大切と書きましたが、将来獣医になりたい人はどんな高校に行けばいいのでしょうか?
結論から言うと、獣医師になりたい方は「偏差値の高い」「普通科高校」に行きましょう!

ここからは、なぜ獣医になるには上記のような高校に行くといいのかについて解説していきます。
ぜひ参考にしてください!

農業科、普通科どっちが有利?

獣医になるために有利な高校の学科は、普通科です。

獣医は酪農や畜産と関係があり、そういったことを学べる農業高校に入るべきだと思われがちですが、獣医になるのに向いているとは残念ながら言えません。

なぜなら、農業高校で学ぶ酪農や畜産の知識は、獣医学部の入試に必要ないからです。

むしろ、農業系の知識を入れる時間で共通テストや二次試験の対策をすることができる普通科のほうが獣医学部に行くのに向いているといえます。

実際に筆者はある畜産の盛んな県の獣医大学出身ですが、学年はおろか学科全体で農業高校出身の子は1人もいませんでした。

そのため、獣医大学に入ることを見越して高校を選ぶ場合は、普通科が断然おすすめです。

\筆者は中学生時代これを読んで、農業高校めっちゃ行きたかったです…!/

どのレベルの高校に行けばいいの?

獣医になるのを目指すのであれば学力の高い高校に行く必要があります。

なぜなら、日本に17校ある獣医大学はどの大学もレベルが高く、高い学力がなければ入学することさえできないからです。

具体的に私立大学の偏差値が60~70国立大学で63~70もあります。
また、大学の偏差値は高校の偏差値と比べて、5~10程度低くなる傾向にあるので獣医学部に入るのには最低でも偏差値68以上の高校に行く必要があるといえます。

偏差値68以上の高校は、都市部の有名校や地方のTOP3までの高校が該当し、かなり絞られます。

実際に筆者の大学では体感として「トップ校出身:8割、その他の高校や再受験・多浪:2割」という内訳でした。

トップ校じゃないと合格できないという訳ではありませんが、トップ校の環境に慣れきった人たちと同級生になるんだという意識は持っておきましょう。

上位の高校ならどこでもいいの?

偏差値68以上の高校全部が獣医になるのに向いているとは言い切れません。

なぜなら、獣医学部は理系学部であり、二次試験では主に数学や理科、英語が必要になるため、理数科などがある理系に強い高校を選ぶのがより良いと思います。

国立大学では共通テストが重視される傾向があるので共通テスト対策に定評のある大学を選ぶのもいいかもしれません!

高校選びは親子で!

高校選びは、親御さんと一緒に進めていきましょう。

初めてのことで戸惑うことが多いかもしれませんが、以下のことに留意するとかなり高校を選びやすくなりますよ。

  • 都道府県内での学力的位置付け
  • 合格実績
  • お家からの通いやすさ
  • 特殊な入試形式への対応度

もちろんお家の立地や状況で行ける高校に限りはあると思いますが、安心してください。
先ほど述べたように、トップ校以外から合格した人もかなりの数がいます。

MVAスタッフの中にもさまざまな経験のある獣医学生がいますので、心配な場合はぜひ公式ラインでご相談ください!

実際に獣医師になった先輩の高校選び

ここまで獣医になるための高校選びについてお話ししてきました。ここからは、実際に獣医大学に合格し獣医師になった先輩の高校選びについて、インタビューを確認してみましょう!

MVA創設者 獣医師 坂口の場合

私は中学生の頃から塾に通っており、その塾の先生に相談して県内で1番の高校に行きました。入学後はみんなレベルが高く、あっさりと置いて行かれました(笑)

ただ世の中にはスーパー賢い人がたくさんいて、かつみんな努力しているということを知れたのは自分の人生の大きな財産になったと思います。

大学もやはり同じような境遇の人が多かったので、かなりオーソドックスな高校選びをしたと思います。

MVA代表 獣医師 徳留の場合

私は私立の中高一貫校に通っていましたが、正直かなり荒れていました(笑)

しかし獣医師は子供の頃からの夢だったので、2年間必死に浪人して合格することができました。

同じ高校出身の子は学科全体を見ても居ませんでしたが、荒れた高校から入学している子も少数ながらいたので、自分のような道も全然アリだと思います!

獣医師になるために小学校・中学校ではどんな勉強をすべき?

小学校・中学校では、まずきちんと勉強をする習慣をつけましょう。
時間は短くてもかまいません。自分が立てた計画通りに勉強を進める練習をしてください。

なぜなら、獣医学部は偏差値が高くすべての科目で良い成績をとる必要があり、そのためには計画的な勉強が不可欠だからです。

一方で、動物の知識などは入試では全く必要ないので試験勉強として行う必要はありません。
興味のあることはしっかりと調べつつ、学校の勉強を丁寧に進めていくのが大切です。

獣医大学は勉強の習慣がついている子が多いので、のんびりしているとすぐに置いて行かれてしまいます。

また、先生方も勉強に積極的な学生を求めていらっしゃいます。
まずは少しずつでいいので「勉強の習慣づくり」をしていくことが、小中学生の皆さんが獣医師になるためにできるベストな道だと筆者は思いますよ。

\筆者はこれを読んで自分に合った勉強法を探していました!/

獣医になるには普通科高校に行こう

いかがでしたでしょうか?

獣医になるには17大学しかない6年制大学に行く必要があり、獣医学部に入学するには偏差値の高い普通科高校に行った方が良いことがわかりました。
できることなら、合格実績少し変則的な獣医学部入試に対応できるかも親御さんと一緒に確認しておきましょう。

一方で望んだ高校に行けなくても、並外れた努力をすれば合格できるのもまた事実。

獣医になることを目標に高校入試、高校生活を頑張ってください!!!
勉強のことや高校選びに悩んだらいつでも相談してくださいね。

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