2020年までの大学入試センター試験に替わって、2021年から大学入学共通テストが始まりましたね。
受験生の皆さんの中に「共通テストにはどんな力が求められているの?」「共通テストってどんな特徴があるの?」と疑問に思っている人はいませんか?
共通テストは「新傾向の問題」が出題されていることで有名ですよね。では実際にどの様な形で出題されているのでしょうか?
そこで今回から前編、後編に分けて大学入学共通テストの各教科ごとの特徴とその勉強法について紹介していきます。
大学入学共通テストの対策にまだ不安が残っている人や、今後どのような勉強をすればいいか迷っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
共通テストの対策法を獣医学生にインタビューした記事がこちら!
英語

まずは獣医学部受験で最も大切と言っても過言ではない科目、英語について紹介していきます。
英語はどの大学の試験でも利用する上に、国公立大学の後期試験などでは、英語の得点を拡張して計算する大学もあります。
ここからは、センター試験から変更された点と、共通テストの勉強法について説明していきます。
英語を得点源にしたい人も、苦手意識のある人もぜひ参考にして対策してくださいね。
特徴:リスニングの比重が重め!リーディングは長文読解のみ!
共通テスト英語の最大の特徴が、リーディング:リスニングの点数配分が1:1であることです。
以前のセンター試験では、4:1だったため、大幅にリスニングの比重が拡大されたことになります。
もう一つの特徴が、リーディング問題の「発音アクセント」「文法」「並び替え問題」がなくなったことです。全問題が長文読解問題になり、かつ設問も全て英語で書かれるようになりました。
勉強法①毎日音読をして、リスニング対策を!
リスニングを苦手とする受験生はとても多いと思います。そこで、耳をリスニングに慣れさせる必要がありますね。
ここでおすすめなのが、音読です!音読はリーディング対策にもなるほか、自分の声でリスニングができ、頭に残りやすいと言われています。
音源がある人はシャドーイングをするのもおすすめです。シャドーイングは少しハードルが高いように感じるかもしれませんが、文章を見ながらでも十分力がつきますよ。
勉強法②共通テストの試行調査や予想問題で演習を!
一生懸命な受験生であればあるほど、過去問や演習問題をたくさん解こうとしてしまいますよね。
しかし、共通テスト英語の対策に、センター試験の過去問を使用するのはかえって逆効果になります。
前述の通り、センター試験では出題されていた文法系の問題が共通テストでは出題されていません。
そのため時間配分や、解く順序なども大きく異なります。センター試験の過去問で演習をしても効率的ではないのです。
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数学

次に、理系受験である獣医学部受験生にとって最も差がつく科目の1つ、数学について紹介していきます。
数学は以前のセンター試験から変わらず、数学I Aと数学II Bに分かれています。獣医学部では多くの大学で、これら両方を受験する必要があります。
では実際に共通テスト数学の問題傾向と、勉強法はどのようなものがあるのでしょうか。
数学が苦手な人も、これから頑張りたいという人もぜひ参考にして下さいね。
特徴:証明のプロセスが問題に!想像力や発想力が必要なケースも
センター試験の数学では、計算力やオーソドックスな解法をいかに素早く処理できるかが大切になる問題が主でした。
一方共通テスト数学の特徴として、定理や公式の成り立ちを証明させる問題や、その場で文章や会話を読んで理解力を問う問題が出題されます。
また通常の問題集では触れることのないような初見の問題なども見られ、変化の予測をする想像力や日常的な事象を数学の問題として捉える発想力が必要になります。
勉強法①複数の解法について自分で説明できるようにする
共通テスト数学の攻略には、単に問題を解ききる力だけでなく、その解法を説明でき、思考のプロセスを言葉や数式にする力が必要になります。
そのため、問題の解法を自分で説明できるようにすることがおすすめです。また公式や定理についてもただ暗記するだけでなく、「これがどうして成り立つのか」という視点で説明できるようにしておくといいでしょう。
勉強法②計算力は過去問で、思考力は試行調査や予想問題で対策を
いくら問題が新傾向になったとは言え、数学にはやはり計算力を必要とします。
そのため、計算力や素早く処理する力を練習するときはセンター試験の過去問を利用するのがおすすめです。
一方、思考力や想像力を必要とする問題は、センター試験の過去問にはあまり見られない傾向です。そのため、共通テストの試行調査や予想問題を活用することをおすすめします。
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国語

理系受験生の多くが、ないがしろにしがちな科目の1つが国語ですよね。しかし国語の配点は200点分もあり、力を抜いてしまうと取り返しのつかないことになりかねません。
センター試験から共通テストへの変更で、国語の問題傾向はどのように変わったのでしょうか?
国語が得意という人も、あまり対策ができていない人も、ぜひ参考にして高得点を狙っていきましょう。
特徴①:現代文は「生徒の対話形式問題」に注意を!
センター現代文は、典型的な問題が並び、惑わせるようなものはあまりありませんでした。
一方共通テスト現代文では、設問の中に、生徒たちが対話している形式の問題や、生徒の研究ノートの穴埋めをする問題など、初見の問題が見られます。
そのため、一瞬惑わされてしまうと思います。しかし惑わされる必要はなく、むしろ本文を読み解くヒントとして考えましょう!
特徴②:古文・漢文は資料から読み解く力が必要
共通テストの古文・漢文では、文章の抜粋だけでなく、イラストや資料をからめた問題や、現代文の会話文を読んで解く問題が見られます。
これはセンター試験の頃には見られなかった問題傾向であり、複数の資料を素早く読み解く必要があります。
そのため、素早い判断力や読解力が大切になります。
勉強法①変化のない部分は過去問を活用!
現代文は、大きな変化はありません。共通テスト特有のいくつかの問題に関しては、予想問題などを使うといいですが、その他の問題に関しては過去問を活用しましょう!
また、文章のテーマは現代課題に沿った内容が多くなっています。そのため時事問題や現代社会についての知識をつけておくことも有効でしょう。
勉強法②古典は過去問と予想問題で、時間配分等の戦略を立てる
資料の量は増えますが、基本的に必要な知識はセンター試験の時と変わりません。
そのため古文・漢文に関しては基本的な知識を身につけてから、問題演習に取り掛かるのがおすすめです!
また、過去問は解く順番や時間配分などの戦略を立てるのに有効です。新傾向の問題を予想問題等で確認しつつ、過去問で演習を積みましょう。
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英語・数学・国語の主要教科は、演習の仕方に工夫を!

今回の記事では、英語・数学・国語の主要3教科について、共通テストになってからの変更点とその対策法について説明してきました。
この3教科の点数が安定することで、共通テストで高得点を取ることが容易になります。
共通テストでコンスタントに高得点が取れるようになることが、獣医学部合格の近道です!
ぜひ今回の内容を参考に、対策をしてみてくださいね。次回は理科・社会についての後編を紹介します。お楽しみに!
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