どんな大学?
東京都府中市と小金井市にキャンパスを構える東京農工大学は、首都圏で農学・工学を専門的に学べる唯一の国立大学です。豊かな自然に囲まれた環境でありながら、都心からのアクセスも良く、学問と生活の両面で大きなメリットがあります。
その中でも共同獣医学科は岐阜大学と連携して運営され、首都圏にいながら全国規模の教育・研究資源を活用できる点が大きな特徴です。基礎から臨床まで幅広い分野を学べるだけでなく、食品安全・公衆衛生・環境保全といった社会課題に直結する領域にも踏み込める学びが用意されています。
教育は少人数制で、一人ひとりに目が行き届くきめ細やかな指導が行われています。さらに首都圏という立地を活かし、動物病院や研究機関、企業との連携機会が豊富なのも魅力です。これにより、国際的にも通用する研究力や実践力を磨くことができます。
ただし入試は全国的にも難易度が高く、共通テスト・二次試験の両方で安定して高得点を取る力が必要です。将来、獣医師や研究者として社会で幅広く活躍したいと考える学生にとって、東京農工大学は強く検討すべき進学先でしょう。