いよいよ、深まる専門的知識を問うテストの時期が近づいてきましたね。
1年生の頃の基本的な学びから一歩進み、もう少し専門的な分野へと足を踏み入れるこの時期。
どんな勉強法で準備を進めるべきか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、先輩たちの経験や前回のアンケート結果を基に、2年前期の試験対策についてのアドバイスをご提供します。一緒に試験に臨む力をさらに高めていきましょう!
2年前期の特徴
2年前期は、必修専門科目の数も少なく比較的取り組みやすい時期です。
体系的に整理しやすい科目が主のため、時間もかかりにくいのではないでしょうか。
履修科目
2年前期、先輩が履修していた主な科目は以下です。(赤字は専門科目)
・免疫学
・微生物学
・解剖学実習
・英語
・家畜栄養学
・現代アメリカ入門
・環境と生命…など
1年次との違い
1年次との大きな違いとしては、実習が始まる点が挙げられます。
受け身の姿勢ではただ時間を消化してしまうため、積極的な参加を心がけましょう。
動物の解剖が頭に入っているかどうかで、国試勉強時や就職後の思考のしやすさは格段に変わります。
ただ暗記するのではなく、しっかりとしたイメージを作ることを意識し取り組むと効果的です。
2年前期 効果的な勉強法
ここまで宮崎大学獣医学科 2年前期の履修科目についてお話ししてきましたが、やはり気になるのは試験への取り組み方ですよね。
それではここから、先輩方へのアンケートをもとに「効果的な勉強法」についてお話ししていきます。
Aさんの場合
私は授業プリントを見ながらGoogle docsで一問一答をまとめました。
これで流れを掴みやすく、テストの予測もしやすかったです。どこでも勉強できるのもメリットですが、イラストが挿入出来ないのが難点でした。
また、授業内容をノートにまとめる方法も試しました。
ノートだとイラストが自由に描けて、付箋で追記もできますが、全てを書き出すのは大変ですね。
授業で出された内容を復習しながら一問一答やまとめを作成するのは、王道とも言われる方法で多くの学生が実施していました。授業内容を網羅できるため、取りこぼしが少ないのが評価点です。
ただしどうしても時間がかかってしまううえに暗記の精度がものを言うため、早めにテスト勉強を開始する必要があるでしょう。
Bさんの場合
私のテスト勉強の方法は、まず一通りの内容をまとめノートにしてインプットします。
その後、先輩に出題された問題を聞いてそれを解くことでアウトプットを重視しています。
特に免疫学、微生物学のような記述形式の科目では、出題される頻度に基づいて答えを作成し、試験直前にそれを暗記しました。
1年生の時は、試験の1ヶ月前には既に先輩の情報をもとに問題をチェックしていたので、試験直前に焦ることなく準備ができました。
しかし今回は、試験前や試験期間中にアルバイトの休みを取ることができず、前日に徹夜することも何度か経験しました。やはり早めに取り組むことが大切だと思います。
Aさんはいかにインプットするかについて回答してくれていましたが、Bさんの場合はインプット→アウトプットの流れも重視していました。
インプットした知識をどのようにアウトプットするかを決めておくのは、非常に実践的で良い方法です。
ただしこちらも同様に時間がかかってしまうため、時間が確保できないと結果を出すのは難しいかもしれません。
タイムマネジメントが重要
タイムマネジメントは、効率的な学習や仕事を進めるための不可欠なスキルです。
時間を適切に管理することで、目標を達成するためのステップを明確にし、無駄な時間を減少させることができます。特に、多忙な日常の中での勉強やタスクの遂行には、計画的なアプローチが求められます。
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勉強計画の立て方
- 目標の設定: まず、達成したい目標を明確にします。例えば、試験までの期間や、習得したいスキルのレベルを具体的に設定します。
- 優先順位の決定: タスクや科目ごとに優先順位をつけ、重要なものから取り組むようにします。
- 時間のブロック化: 1日の中で勉強する時間をブロック化し、各ブロックに具体的なタスクや科目を割り当てます。
- 進捗の確認: 定期的に計画の進捗を確認し、必要に応じて調整します。
休憩の取り方や集中力アップのコツ
- ポモドーロテクニック: 25分間の集中作業の後に5分間の休憩を取る方法です。これを4セット繰り返した後に、15分から30分の長めの休憩を取ります。
- 適切な環境の整備: 勉強や作業をする場所は、静かで集中しやすい環境を選びます。また、快適な椅子やデスク、適切な照明を整えることも重要です。
- 身体の動き: 長時間の勉強や作業の間に、ストレッチや軽い運動を取り入れることで、脳への酸素供給を促進し、集中力をアップさせることができます。
- 水分補給: 適切な水分補給は、脳の機能を最適に保つために不可欠です。定期的に水やハーブティーなどを摂取しましょう。
まとめ
今回の記事では、2年前期の宮崎大学獣医学科の勉強法について、多くの学生が取り組む「王道」の方法から、先輩たちの具体的なアプローチまで、さまざまな視点でのアドバイスを紹介しました。
特に、インプットとアウトプットのバランスや、早めの取り組みの重要性を強調する学生が多かったように感じます。学びの方法は人それぞれ異なりますが、効果的な勉強法を見つけることで、より質の高い学習が可能となります。
最後に、どの方法を選ぶにしても、十分な時間を確保し、継続的に取り組むことが成功の鍵となるでしょう。
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