新大学生の皆様、ご入学おめでとうございます!春から始まる新生活をさぞ楽しみにしていることかと思います。
大学から1人暮らしを始める方は引っ越しの準備にお忙しいのではないでしょうか?
初めての引越しになる方も多いと思います。
まだ知り合いもいない土地に単身で乗り込むのは不安ですよね…
「引越しって全部でいくらくらいのお金がかかるの?」「家具家電はどんなものを買えばいいの?」
この記事ではそんな疑問や不安にお答えすべく、2度の引越しを経験した現役獣医大学生が引っ越しの際に気をつけることをまとめてみました!
引っ越しをするときは気を付けることがたくさん!
引っ越しをするときには
- いつから手をつければいいのか
- 何をすべきか
- どの業者に頼むべきか
など考えることがたくさんあります。
ここからは引っ越し準備を始める時期、手続き、新生活に必要なものをご紹介していきます。
引っ越しの準備を始めるのは早くて三月前半から!
引越しの準備は、入学が決まった直後の3月前半から始めるのがベストです。
引越し準備は大まかに分類すると以下の四つに分けられます
- 物件関連の手続き
- 役所・学校関連の手続き
- ライフラインや通信の手続き
- 荷造り
特に手続き関連では引っ越しの1週間前までに済まさなければいけないものもあり、前もって準備をすることが重要です。
「引越しに合わせて断捨離をするんだ!」と決めている人なら大型ゴミが出せる日なども調べて作業を進めなければいけません。
引越し直前に焦らないようにするには、3月前半には準備を始めるべきでしょう。
引っ越しの手続きにかかる日数は長くて一週間!
上で述べたように、引越しにはさまざまな手続きが伴いますが、具体的には以下のようなものが含まれます。
- 転出届の提出
- 原付自動車の廃車手続き
- 電気・ガス・水道の開通手続き
- 郵便・宅配の転送手続き
- 携帯電話の住所変更手続き
- 銀行・クレジットカードの住所変更手続き
- 新居駐車場の契約手続き
これらは全て引越し1週間前までに提出・申請するのが望ましいです。
なぜなら、これらの手続きを行わないと自分の生活に不便をきたすだけでなく、郵便局や宅配便、自分の旧住所に住む次の住人にも迷惑がかかってしまうからです。
特に生活に欠かせない電気・ガス・水道は早めに、新居が決まったらできるだけ早く契約しておきましょう。
新生活に最低限必要なものとは?
初めての一人暮らし。旅行とは違い、新居での生活を送るには何をどれくらい用意すればいいのか、迷いますよね。
そこで筆者の経験をもとに、引越しをするまでに最低限用意するべきものリストを作ってみました。
また、それぞれの項目が1発で揃うセットも紹介していますので参考にしてみてください!
寝具・家具
- ベッドまたは布団
- 枕
- シーツ類(ベッドシーツ、枕カバー)
- 毛布または掛け布団
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衣類収納
- クローゼットまたは衣類収納ケース
- ハンガー
- 洗濯バスケット
\全部一気にやるならハンガーラックがおすすめ/
学習用品
- 机と椅子
- ノート、筆記用具
- パソコン、プリンター(必要に応じて)
- 書籍収納用の棚
\スペースの少ない学生アパートには省スペースデスクがおすすめ!/
キッチン用品
- 冷蔵庫(共有の場合もあり)
- 電子レンジ
- 炊飯器
- 調理器具(フライパン、鍋など)
- 食器類(皿、カップ、箸、スプーン、フォークなど)
- 洗剤、スポンジ
\これと家電で調理はほぼOK!/
家電製品
- 掃除機(共有の場合もあり)
- 冷蔵庫
- 炊飯器
- 電子レンジ
- 洗濯機
\安く全部揃えるならこれ!/
バス・トイレ用品
- タオル(バスタオル、フェイスタオル)
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- シャンプー、コンディショナー、ボディソープ
- トイレットペーパー
個人用品
- 衣類(季節に合わせて)
- パジャマ
- ハンドソープ
- 健康管理用品(体温計、基本的な医薬品など)
その他
- スマートフォンと充電器
- インターネット接続(Wi-Fiルーターなど)
- 時計(目覚まし時計や壁掛け時計)
- 照明器具(デスクライトなど)
家具・家電はどうやって選べばいいの?
一人暮らしが決まってまず選ぶものといえば、冷蔵庫、洗濯機、本棚など生活に必要な家具・家電ではないでしょうか。
自分だけが扱う家具・家電を選ぶなんて初めての経験で、大きな買い物で慎重になる分、何を基準にしたらいいかなんてわからないという方も多いでしょう。
そこでここからは、家具・家電選びのNGポイントやアドバイスをお伝えします!
高価すぎる家具を買わない
家具や家電を買うときのNGポイントとして大切なのは「高価すぎるものを買わない」ということです。
これから住む物件は大学の間のみの仮住まいであり、大学を卒業する4年、6年後には就職のために再び引越しをする可能性が限りなく高いです。
その引っ越しの時に、家具・家電のために高い費用を払って引っ越ししなければなりません。
また、引っ越しの際に大事な家具・家電が傷ついてしまうなんてことがあるかもしれません。
そのため、大学生の間の一人暮らしでは高価な家具・荷電を買わずに、4~6年問題なく使える程度のものを購入することをお勧めします。
自分に合った家具・家電選びのコツは「生活してみて決めること」
皆さんが住む部屋は1R、1DK、2DKなどの間取りが多いかと思います。
家具をおいてみたら意外と圧迫感がある、動線が阻まれるなどの問題点が発生するかもしれません。
また家電選びにおいても、新生活に備えて買った家電が「1ヶ月たっても意外と使ってないな」と気づくなんて話もよく聞きます。
そのような事態に陥らないように、はじめに揃えるのは必要最低限の物だけにして、生活していくうちに必要だと思ったものを買い揃えていくことが家具家電選びのコツになります。
また、組み立て家具を買う場合、1人では作業が困難な場合があります。
大きな家具だとケガにも繋がるので、推奨される作業人数を確認して購入するか、友達に手伝ってもらいましょう!
\安く一気に揃えたいあなたへ!/
引っ越し業者によって値段は違うの?
前提として3月末から4月は引越し業者の繁忙期になるため全体的に値段は高めになっています。
荷物の量、運ぶ距離によって値段は変わりますが、どのような引越し業者を選ぶかによっても値段は変わってきます。
引越し業者ごとの値段の違いについて、詳しくみてみましょう。
全国チェーンと地域密着型
「引越し業者といえば」で思い浮かぶような会社は、全国で大々的に広告を出している全国チェーンの会社だと思います。
引越し市場は大手が独占していると思いがちですが、地域密着型の引越し業者も意外と多く存在し、地域によっては非常にリーズナブルな値段設定を行っているところもあります。
県内で引越しをする方は、そのような業者を探してみてはいかがでしょうか
最適なプランでお得にお引越し
引越し会社の中には、サービスの程度によって料金設定を行っているところもあります。
簡単な例としては、以下のようなものがあります。
プランA: 梱包から荷解きまで全てを行う業者で、最も高額ですが、手間がほとんどかかりません。
プランB: 基本的な運搬と、必要に応じて梱包材の提供を行う業者で、料金はフルサービスよりも安価です。
プランC: 自分で梱包し、運搬のみを依頼するタイプの業者で、最もコストを抑えられる選択肢ですが、自分で作業をする必要があります。
このように、自分がどこまで準備を行うかで費用が抑えられることがあります。
傷つきやすいものや組み立てに専門的な技術が必要なところはプロにお願いして、梱包などは自分で行えば、お得に安全に引越しをすることもできるでしょう。
引っ越し業者はどうやって選べばいいの?
これまでに、引越し業者の選び方について調べたことがある方は少数派だと思います。
「CMでよく流れては来るけれど実際の引越し費用や流れは知らない…」「よくわからないけど大手に任せておけばいいかな」なんて考えている方が大半なのではないでしょうか?
手っ取り早く有名な会社に任せてしまうのも一つの手ですが、自分に必要なサービスを取捨選択して費用を抑えると、数万円分お得になる可能性があります。
必見!引っ越し業者でのNGポイント
引越し業者を選ぶ際のNGポイントは「甘い見積もり」です。
引っ越し会社の見積もりは一件で大丈夫だと思っていませんか?
先ほども説明した通り、引越し業者は全国チェーンの大手を選ぶか地域密着型を選ぶか、また梱包や取り付けなどを自分で行うか、業者に任せるかで料金が大きく変わります。
一つの業者だけ見て決めるのではなく大手の引越し会社と地域密着型の引越し業者をそれぞれ2、3社と相見積もりを取って比較しましょう。
またプランによってどれだけ料金がかかるのか、自分が負担する作業の割合はどれくらいか、確認しておくことも大事です。
自分に合った引っ越し業者選びのコツ
相見積もりを取ることは引越しにおいて大事なことの一つですが、その他にも様々な工夫で費用を下げたり、質の良い引越し業者を選んだりすることができます。
自分に合った引越し業者を選ぶ5つのコツをご紹介します。
1. 見積もり時の対応をチェック
見積もりを依頼した際の業者の対応は、サービス全体の質を反映していることが多いです。
迅速かつ丁寧な対応をする業者は信頼できる傾向にあります。
2. 費用の内訳を明確にする
見積もり時には、費用の内訳を詳しく確認してください。
追加料金が発生する可能性のある項目や、サービス除外事項についても理解しておくことが大切です。
3. キャンセルポリシーや保険について確認
引越しのキャンセルポリシー、荷物の損害に対する保険内容も重要な判断基準です。
トラブルが発生した場合の対応についても事前に把握しておくと安心です。
4. 割引やキャンペーンの利用
引越し業者によっては、特定の条件下で割引サービスやキャンペーンを提供している場合があります。
事前に確認し、利用可能な割引を活用しましょう。
5. 繁忙期や曜日による料金の違い
引越し業者の料金は、繁忙期や曜日、時間帯によって変動します。
可能であれば、料金が比較的安くなる時期や曜日を選ぶと良いでしょう。
これらのコツを活用することで、予算に合った信頼できる引越し業者を見つけることができるでしょう。
一括見積比較サイトを活用しよう
大手の引っ越し会社の見積もりを一括で取れるサイトがあることはご存知ですか?
「いろんなサイト見るのは面倒だ」「遊びに引っ越し準備に忙しくてそんな時間ないよ」と思っているあなたにおすすめなのが、一括見積サイトです。
条件を設定して送信すると様々な引っ越し会社のプランが比較できます。
多くのサイトが無料で見積もりを行っているので、手軽に相見積もりをとることができますね。
調べる手間がなくなり、格段に効率が上がる一括見積サイトを利用して効率よく相見積もりをとりましょう!
実際の引っ越し業者・家具・家電選びでの失敗談、成功例
これまで引越しに関するアドバイスやNGポイントをご紹介してきましたが、具体的な経験談を聞かないとあまり実感が湧きませんよね…
そこで、ここからは私が身の回りで聞いた失敗談、成功例をご紹介します。
実際の失敗談
引越し業者選びは慎重に
県内移動だったこともあり、地域密着型の業者に引越しを頼んだ。
費用を安く済ませようと、作業員が1人のプランにしたところ、冷蔵庫、洗濯機などの重い家電の搬出、搬入を手伝う必要があり、大変だった。また、梱包が甘かったため新居にも少し傷がついてしまった。
大きすぎる家具は運べない
一人暮らしを始める時に大きな衣類収納を買ったが、二回目の引越しをすることになった。大きな衣類収納家具は一度解体して運ばなければならず、もう一度元の形に戻すのは骨が折れた。
実際の成功例
必要なものを必要なときに
新生活が始まった当初は、マットレスと折りたたみ机、生活に必要な最低限の家電のみで暮らしていたが、必要だと思うものを徐々に足していった結果、無駄のない快適な部屋が出来上がった。
初めての一人暮らしは適切な時期と家具を選び、無理のない友達作りを!
いかがでしたでしょうか?
上手な引っ越し業者・家具・家電選びは新生活のスタートダッシュを気持ちよく切るための鍵になります。
経験談やアドバイスを基に楽しい大学生活を始めましょう!
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