受験勉強と切っても切り離せない「暗記」苦手としている人も多いのではないでしょうか?
かくいう私も暗記が大嫌いで、年に1度ある高校の英単語テストではほとんど0点をとっていました。
そんな暗記ですが、やはり試験で高得点を取るためには不可欠です。
基礎的な知識をいかに効率よく処理するかを問われる獣医学科の試験であればなおさらです。
今回の記事では、暗記が大の苦手だった私がどのような方法で獣医学科合格レベルまで暗記を極めたかについて説明していきます。
暗記に悩んでいる受験生、たくさんいると思います。ぜひ参考にしてくださいね。
暗記が嫌な理由
暗記が嫌いな人は多数いると思いますが、この理由にはどのようなことが挙げられるのでしょうか?
私の経験則に則ってですが、以下のようなものが主な暗記嫌いの理由だと思います。
- 量が膨大すぎて終わりが見えない
- 毎日チマチマやるのがめんどくさい
これら、主に暗記ものの量に根ざしたものが暗記を嫌いになる理由として挙げられるのではないでしょうか。
ここから、これらについてより深く説明をしていこうと思います。
きっと共感してもらえると思いますよ。
量が膨大すぎて終わりが見えない
量が膨大すぎて終わりが見えないことが、暗記が嫌いになってしまう大きな理由だと私は考えています。どんなに大切な勉強であっても、「解けた!」「楽しい!」という刺激がなければ、続けることはできません。
対して暗記ものというのは、覚えたからといって必ずしも点数につながるわけではありません。
そしてそれを何千という数覚えないといけないわけですから、嫌になってしまうのは自然なことなのです。
このことへの対処法としては、「暗記に楽しみを見出す」ということが挙げられます。
具体的な方法は後述するため、楽しみにしていてくださいね。
毎日チマチマやるのがめんどくさい
毎日チマチマやるのがめんどくさいというのも、暗記が嫌いになる理由の1つです。
単語や年号を暗記してしっかりと脳に定着させるためには、毎日くり返しやり続けるのが大切です。
「エビングハウスの忘却曲線」によると、人間は覚えたことの70%を翌日には忘れてしまいます。
そのため、一定のスパンで記憶に再定着させることが非常に大切なのです。
しかし、毎日何かを継続すること、ましてや自分が興味のないことを暗記しつづけるというのは非常に退屈でめんどくさいですよね。
これも、先程の量についてのことと同じようにごくごく自然なことです。
これらを乗り越えることが、獣医学科合格のための第一関門と言っても過言ではありません。
暗記を継続する秘伝の方法
暗記をしっかりと行っていくためには、やはり継続することが大事です。
でも、退屈な暗記を毎日継続して行うって大変ですよね。
実は、暗記をきちんと継続するにはコツがあるんです!それには以下のようなものがあります。
- 無理なく覚えられる量だけ覚える!
- 「先に進む」よりも「覚えているものを増やす」ことを優先!
ここからは、これらのコツについて詳しく説明していきます。ぜひ、実践してみてください!
無理なく覚えられる量だけ覚える
「無理なく覚えられる量だけ覚える」これは、暗記をしていく上で非常に大切です。
覚えられない量や覚えるのに時間がかかってしまう量を暗記しようとすると、暗記の効率が下がってしまうと同時にモチベーションも上がりません。
また暗記する量が多いと、体力や時間が足りず、決めていた量を覚えられない可能性があります。
「また覚えきれなかった…」という気持ちが続くと、受験に対しての焦りも生まれてきますよね。
一度にたくさんの量を覚えようとするのではなく、自分のキャパシティに合った量を覚えるようにすることで、モチベーションを下げることなく暗記に取り組むことが可能です。
「先に進む」よりも「覚えているものを増やす」ことを優先!
暗記をするときは、単語帳などのページを先に進めることよりも、少なくてもいいのできちんと単語を覚えることが重要です。
受験生で、かつ受験勉強が上手くいっていないと、焦ってしまいどうしても単語帳を先に進めて「見たことがある」単語を増やそうとしてしまいます。
しかし、単語を見たことがあるだけでは点数を取ることはできません。仮に見たことがある単語に問題中で出会ったとしても、「あ!これなんだったっけ…」となることが多いです。
こうなってしまっては、時間の無駄ですよね。
こういう事態を防ぐためにも、焦ってページを進めるのではなく、きちんと1つずつ覚えていきましょう。地味な作業ですが、着実に力がついていきます。
暗記ができないとスタートラインにも立てない!
この記事では、暗記を無理なく継続する方法を紹介しました。
暗記する量をしっかり自己管理し、焦らず着実に暗記を進めていきましょう。
「こんな方法で本当に暗記ができるの?」と思う人も中にはいるかもしれませんが、私は実際にこれでセンター試験の英語は190/200点、2次試験は160/200点得点しました。また、TOEICでも800点得点することができました。
現在の暗記がうまくいっているのかわからない人、頑張っているのになかなか暗記がうまくいかない人は、ぜひ試してみてください。
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