何かを勉強する際、より効率的にしたくても方法が分からず迷走した経験はありませんか?
私も受験生の時はなかなかうまくスケジュールを立てられず、点数も伸び悩んでいました。
そこで目指すゴールまでのロードマップを作ってみたところ、迷走を回避することができ点数は激伸び!見事獣医学部に合格することができました。
そこで今回の記事では、私の経験に基づいた勉強のスケジュールを作ることのメリットや勉強スケジュールの作り方について詳しく解説をしていきます。
受験勉強がうまく進められない受験生や学生の皆さんにきっと役立つ情報ですので、ぜひ参考にしてくださいね!
そもそも勉強スケジュールって立てた方がいいの?メリット三選!
そもそも、勉強スケジュールとは作った方が良いものなのでしょうか?
皆さんの中には、「スケジュールを決めてる時間を作って勉強したほうが良くない?」「スケジュール通りの勉強だったら、自分の理解度に合わせづらそう…」と思う人もいるかもしれませんね。
しかし、勉強スケジュールを作ることには明確なメリットがあるんです。
そんな人のために、ここからは勉強スケジュールを組むメリットを大紹介!
① 勉強の進捗度合いがわかりやすい
スケジュールを立てる大きなメリットとして、「自分の勉強の進捗がわかりやすい」ということが挙げられます。
スケジュールを立てるためにまず大切は最終到達目標を決めることです。
その目標に沿って「いつまでに」「何を」完了させておけばいいかの予定を作ったものがスケジュールとなります。
そして立てたスケジュールと自分の勉強の進み具合を照らし合わせることで、目標から自分が今どのくらい離れているのか、あるいは目標にどれだけ近づけているか分かりやすくなるのです。
② ゴールまでに必要な努力量が明確になる
2つ目のメリットは、「目標までの努力量が明確になる」ということです。
「ただがむしゃらに走り続けろ!」と言われても、終わりが分からないとペース配分もわからずいずれはバテてしまいますよね。
勉強も同じです。
メリハリなくダラダラと続けていても集中力は続かず、かえって時間を無駄にしてしまいます。
「この日に何をする」というスケジュールを明確に立てることで、勉強でも終わりを自分で設定できメリハリのある勉強ライフを送ることができます。
こうすることで休む時間を罪悪感なくとることができ、体力的にも精神的にも健全に取り組むことができますよ。
③ 勉強を習慣にできる
3つ目のメリットとして、「勉強を習慣化できる」ということが挙げられます。
スケジュール通りに勉強をこなすには、定期的に机に向かう必要がありますよね。
モチベーションの上下に関係なく、自分で決めた量をこなすことで勉強を習慣にできるのです。
また最初は嫌々机に向かっていたとしても、3ヶ月程度続けられれば「勉強しないとなんだかモヤモヤする体」を手に入れることができます!
決められたタスクをしっかりと消化していく感覚はなかなかクセになりますよ。
勉強スケジュールの立て方
① 最終到達目標を具体的に決める
スケジュールを組むには、まず自分がどのくらいのレベルまで勉強を進めるかを確認する必要があります。
例えば大学合格が目標の場合、「合格のためには入試までに持っている問題集が九割以上解ける必要がある」、「単語帳のここまでを完璧に覚えなければならない」など周囲の意見を参考にしながら具体的にto doリストを作っていきます。
このとき、できるだけ多くのものに手を出しすぎないように注意しましょう。あれこれと参考書などを買って結局全てが中途半端になってしまうのは受験生あるあるです。
② (教材のページ数or分野の数)÷(ゴールまでの日数)
「この教材を九割以上完璧にする!」と決めたら、次はどんなペースで勉強を進めるかを考えていきます。
「九割以上解けるようになるには一年間で5周は問題集を解く必要がある、ならば大体2〜3ヶ月で問題集を1周しなければならないな…」というように、最終到達目標から逆算して一日の勉強量を振り分けていきます。
簡潔に言うと、教材のページ数を残された日数で割るということです。
③ 自分の都合によって勉強量を振り分け
一日の勉強量を振り分けた後は、自分の予定や得意不得意によって調整していきましょう。
早く解ける得意な分野は問題数を多めに取ったり、苦手な分野はじっくり解きたいから問題数少なめに取ったりというように量を調節します。
また、時間がある休日は平日の二倍の量を振り分けたり、長期休暇は発展問題を主に取り組んだりなど、自分の好きなようにカレンダーに書き込んでいきましょう。
もし予定が崩れてしまったら?
きっと誰でもやる気が起きない日があったり、体調を崩してしまったりするときもあると思います。
そんなとき、狂ってしまった予定に嫌気が差して勉強をやめてしまうのはもったいないことこの上ないですね。
こんな事態を回避するにはどうしたらいいのか、ポイントを三つにまとめました!
① 休日返上orスキマ時間の活用
最も分かりやすく遅れた予定を取り返すには、勉強を少なく設定した日に遅れた分をこなすことです。
土日や祝日、週の真ん中などを予備日として設定しておくと、遅れた予定を取り戻しやすくなりますよ。
もしそれでも足りなければ電車通学・通勤中やお昼休憩の合間などでちょっとずつ遅れを取り戻していくと良いでしょう。塵も積もれば山となります。
② 前々から余裕を持ってスケジュールを作っておこう!
予定を完璧にこなすのは難しいということを念頭において、元からスケジュールを組む際に遅れた分を取り戻すための日を作っておくのも効果的です。
例えば「日曜日はタスクを振り分けずに、一週間分のずれた分を取り戻し余った時間で来週分をちょっとこなして余裕を作るために使う」というように調整日を設けると良いでしょう。
③ 無理せず同じペースで!
ここでみなさんにお伝えしたいことは、予定はなにがなんでも守らなければならないものではないということです。これとても大事です。
真面目に勉強する人ほどスケジュール通りにいかなかったときに自分を責めてしまいます。
同じことを長時間続けるのは体力が要りますし、それに加えて精神面でもダメージを受けてしまうとこの先勉強を続けることが困難になる可能性もあります。
スケジュールはどれだけ頑張ってもずれるものだと割り切ることが必要です。
何事も長く続けるには負担をいかに軽くするかが重要なので、自分に無駄な負荷をかけないよう同じペースで進めていきましょう。
4, 適切な勉強スケジュールを組んで、万全の体制でゴールしよう!
万全な体制で目的を達するには、がむしゃらに勉強するより効率的にスケジュールを組む方が圧倒的に近道です。この記事がみなさんの勉強ライフに少しでも役に立つと嬉しいです。
最後に、ここまで読んでくださったみなさんが計画的に勉強して目的を達成できることを祈ります。
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