みなさんの中で「獣医さんになって世界中の動物を助けたい!」「日本以外の国の獣医さんについて知りたい!」と思っている人はいませんか?
最近は日本の小学校でも英語の授業があり、獣医さんとして海外で仕事をすることに憧れを持つ人も多いと思います。でも海外の獣医さんの情報が少なくて困ってしまいますよね。
そこでこの記事では、日本の獣医さんと海外の獣医さんの違いと獣医さんとして海外で活躍する方法について紹介します。
獣医さんになって世界で活躍したい人や、将来海外に住んで動物を助けたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
日本の獣医さんと海外の獣医さんの違い
みなさんの中では獣医さんをイメージした時に、動物病院でペットを診療してくれる獣医さんを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
日本は土地が狭い国なので大きい動物の数も少なく、犬や猫などのペットや小動物を診る獣医さんが多いです。では海外の獣医さんはどのような違いがあるのでしょうか?
ここからは日本の獣医さんと海外の獣医さんの違いを説明していきます。海外といっても色々な国がありますから、今回はアメリカやカナダ、オーストラリア、ヨーロッパなど、先進国と言われる国の獣医さんに注目してみましょう。
大きい動物やその国にしか生息しない動物を診る
前に書いた国々は日本よりも大きな国で、広大な自然が広がっています。そのため牛や馬、羊や豚などがたくさんいて、獣医さんは牧場などで大きな動物を診ることが多いでしょう。
また、オーストラリアではカンガルーやコアラなどの野生動物を保護する獣医さんが活躍していますし、カナダではトナカイ専門の獣医さんがいます。このように日本よりも大型動物や野生動物を相手にすることが多いのが海外の獣医さんの特徴です。
お給料が高く、大人気の職業
獣医さんは動物の命を守る責任ある仕事なので、日本でも人気があり、お給料も高いことが多いです。
しかし海外の獣医さんはさらに大人気の職業で、なるのがとても難しいと言われています。またその分お給料も高く、各国の職業別お給料ランキングでは上位にランクインする職業でもあります。
人気・難しさ・お給料の全てが人間のお医者さんと同じくらいと言われていて、獣医さんになりたい人は小中学生の頃から一生懸命勉強をしています。
専門分野が分かれている
日本の獣医さんは専門分野を持つ人もいますが、動物の全身について学んで全身を管理することが多いです。全身を診るので、とても多くの知識と技術を持っていなければなりません。
一方で海外の獣医さんは、専門分野が分かれていることが多いです。人間のお医者さんを思い浮かべてください。日本でも内科や皮膚科、眼科など専門分野に分かれていますよね。このように獣医さんでも各科の専門家が協力し合って動物の病気を治しているのです。
海外で活躍する獣医さんになるにはどうしたらいいの?
前の説明で、日本の獣医さんと海外の獣医さんの違いについては理解できたと思います。
では、実際に海外で獣医さんとして活躍するにはどうしたらいいのでしょうか?ここからは海外で獣医さんになるための方法と小中学生のうちからできることを説明していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
海外で獣医さんの資格を取る
日本の大学を卒業して日本で資格を取っても、残念ながら海外で獣医さんにはなれません。自分が働きたい国の資格を取ることが必要です。
日本の獣医学部を卒業した場合他の国の資格を取る権利がもらえないので、海外の免許を取りたい場合は海外の大学に行くことが重要です。国によってルールが違うので、よく調べてみることが大切ですね。
英語を勉強する
働きたい国にもよりますが、日本人が海外で獣医さんとして働く場合、英語が話せることが一番大切です。英語が話せなければ、海外の大学に行くこともできませんし、他の獣医さんとコミュニケーションを取ることもできません。
そのため、英語を勉強して会話できるようにしておくことが大切です。これは小中学生のうちからできることですし、後からできるようになるのは大変です。今のうちに英語に触れる機会をたくさん持っておきましょう。
学校で良い成績を取る
一つ目に書いたように海外で資格を取るには海外の大学に行く必要があり、海外の大学は中学校以降の学校の成績で入学できるかどうかが決まる場合が多いです。そのため中学校で良い成績を取り、できるだけレベルの高い高校に入学して、高校でも良い成績を取り続けなければなりません。
入学試験のみの成績で決まる日本の大学よりも一見大変そうですが、コツコツとやるべきことをきちんとこなすことが大切ですね。
情報を集めて海外で活躍するための一歩を踏み出そう!
今回の記事では、日本と海外の獣医さんの違いと、海外で獣医さんになるために小中学生のうちからできることについて説明しました。
自分がどんな国で獣医さんになりたいかを考えて、情報を集めることがとても大切です。まだそれが決まらない人も、英語に触れる機会をたくさん持ち、日々の学校の宿題やテストをきちんとこなして、将来海外で活躍できるように頑張ってください。
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