麻布大学獣医学部の偏差値・倍率・難易度を知りたい方に向けて、実際に麻布大学獣医学部に合格した経験をもとに解説します。
「私立獣医の中でどのくらい難しいのか」「合格するために何が必要なのか」
という2点を中心に、最新の偏差値データ・倍率・合格体験談をもとに整理しました。
この記事でわかること
結論から言うと、麻布大学獣医学部は私立獣医の中でも上位に位置する難関校です。
獣医学科のA日程では偏差値62.5、一般入試の倍率も高く、「入りやすい私立獣医」というイメージとは異なります。
麻布大学獣医学部の偏差値ってどれくらい?

2025年度の最新偏差値
河合塾のデータをもとにした、2025年度の麻布大学の偏差値は以下の通りです。
| 学科・日程 | 偏差値 |
|---|---|
| 獣医学科 第Ⅰ期A日程 | 62.5 |
| 獣医学科 第Ⅰ期D日程 | 57.5 |
| 動物応用科学科 第Ⅰ期 | BF |
麻布大学獣医学科は、入試方式によって偏差値に差があります。
特に第Ⅰ期A日程は偏差値62.5で、日本獣医生命科学大学と同水準の難易度です。
一方で、第Ⅰ期D日程は57.5となっており、日程によって見え方が変わる点には注意が必要です。
全国の私立獣医偏差値ランキング
私立獣医学部の偏差値を比較すると、麻布大学はA日程で私立獣医の上位帯に位置します。
| 順位 | 大学 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 1位 | 日本獣医生命科学大学 | 62.5 |
| 2位 | 麻布大学 | 57.5〜62.5 |
| 3位 | 日本大学 | 57.5〜60.0 |
| 4位 | 北里大学 | 57.5 |
| 5位 | 酪農学園大学 | 55.0 |
| 6位 | 岡山理科大学 | 55.0 |
麻布大学は、A日程で見ると日本獣医生命科学大学と並ぶ高い偏差値です。
ただし、D日程では57.5となるため、「麻布大学=偏差値62.5」と一括りに考えるのではなく、受験する日程ごとに難易度を確認することが大切です。
首都圏の獣医学部との比較
麻布大学と最も比較されやすいのが、日本獣医生命科学大学です。
| 日本獣医生命科学大学 | 麻布大学 | |
|---|---|---|
| 偏差値 | 62.5 | 62.5(A日程) |
| 一般入試倍率 | 6.7倍 | 6.7倍 |
| 推薦入試倍率 | 3.8倍 | 2.6倍 |
偏差値・一般入試倍率は、どちらもほぼ同水準です。
一方で、推薦入試の倍率は麻布大学の方が低くなっています。そのため、一般入試では日本獣医生命科学大学と同じく難関ですが、推薦入試まで含めて考えると麻布大学の方が狙いやすい可能性があります。
偏差値が近い私立大学との比較
麻布大学と偏差値が近い私立獣医学部には、日本大学や北里大学があります。
| 大学 | 偏差値 |
|---|---|
| 麻布大学 | 57.5〜62.5 |
| 日本大学 | 57.5〜60.0 |
| 北里大学 | 57.5 |
日本大学は総合大学としての規模が大きく、幅広い分野とのつながりがある点が特徴です。
北里大学は、1年次が相模原キャンパス、2年次以降は十和田キャンパスとなるため、生活環境が大きく変わります。
偏差値だけで見ると近い大学ですが、キャンパスの場所・大学の雰囲気・入試方式はそれぞれ異なるため、数字だけでなく自分に合う環境かどうかも含めて選ぶことが大切です。
麻布大学獣医学部は私立獣医の中で難しいのか?

結論から言うと、麻布大学獣医学部は難しいです。
獣医学部は、大学受験の中でも難関に分類される学部です。その中でも麻布大学は、私立獣医の中で上位に位置しており、「誰でも入れる大学」では決してありません。
実際、麻布大学獣医学科の偏差値は入試日程によって差がありますが、河合塾のボーダー偏差値では最大62.5とされています。共通テスト利用入試でも高い得点率が求められるため、私立獣医の中でも十分に難関校といえます。
「入りやすい」というイメージはどこから来るのか
麻布大学に対して、「私立獣医の中では入りやすい」というイメージを持つ人もいます。
その理由として考えられるのは、主に次の2つです。
① 日程によって偏差値に幅がある
麻布大学獣医学科は、入試日程によって偏差値に差があります。
たとえば、A日程では偏差値62.5と高い一方で、日程によってはそれより低い偏差値で示されることもあります。この幅が、「麻布大学は偏差値57台で入りやすい」というイメージにつながっている可能性があります。
ただし、実際には日程ごとに募集人数・受験者層・倍率が異なります。偏差値が低く見える日程だけを見て、「麻布大学獣医学部は簡単」と判断するのは危険です。
② 共通テスト不要の入試形式がある
麻布大学の一般選抜には、共通テストを使わずに受験できる方式があります。
そのため、「共通テストなしで受けられる=簡単」と考える人もいるかもしれません。
しかし、共通テストが不要な分、個別試験での得点力がそのまま合否に直結します。英語・数学・理科の3科目で安定して得点できなければ、合格は簡単ではありません。
実際の合格難易度
麻布大学獣医学科の一般入試倍率は高く、年度や日程によってはかなり厳しい競争になります。
仮に倍率が6.7倍の場合、単純計算では合格率は約15%です。つまり、10人受けて合格できるのは1〜2人程度ということになります。
この数字を見ると、「私立獣医だから入りやすい」「麻布大学は簡単」という評価は、実際の入試難易度とは一致しません。
なお、推薦入試の倍率は2.6倍と一般入試より低くなっています。
推薦の出願資格を満たしている場合は、選択肢として検討する価値があります。
合格に必要な学力の目安
A日程で合格を狙う場合、河合塾のボーダー偏差値では62.5が目安になります。
これは、全統模試などで偏差値60台前半を安定して取れるレベルです。英語・数学・理科のうち、どれか1科目でも大きく苦手があると、合格ラインに届きにくくなります。
麻布大学獣医学科の一般選抜は、英語・数学・理科の3科目で判定されます。配点上、特定の科目だけで大きく稼ぐというより、3科目をバランスよく仕上げることが重要です。
また、共通テスト利用入試では高い得点率が求められます。共通テスト型の問題が得意な受験生にとっては戦いやすい方式ですが、決して低得点で合格できる入試ではありません。
麻布大学獣医学部は恥ずかしい?やばい?評判の真相
検索していると、「麻布大学獣医学部は恥ずかしい」「やばい大学なのでは」といった言葉を目にすることがあります。
結論から言うと、こうした評価は実態とは大きく異なります。麻布大学獣医学部は、私立獣医の中でも上位に位置する難関校であり、決して「誰でも入れる大学」ではありません。
ただし、なぜそのようなイメージが生まれるのかを知っておくことは、受験校を選ぶうえでも大切です。
そのように言われる背景
麻布大学に対するネガティブな印象の多くは、私立獣医学部の中での相対比較から生まれていると考えられます。
たとえば、私立獣医の中で最難関クラスとされる日本獣医生命科学大学と比較して、「麻布大学は少し入りやすいのでは」と見られることがあります。
また、入試日程によって偏差値に幅があることや、共通テストを使わずに受験できる方式があることも、「入りやすい=レベルが低い」という誤解につながっている可能性があります。
しかし、これは一部の情報だけを切り取った見方です。
実際の難易度は高い
麻布大学獣医学科は、入試日程によっては偏差値62.5とされており、私立獣医の中でも高い水準にあります。
一般入試の倍率も高く、仮に6.7倍であれば、単純計算で合格できるのは受験者の約15%です。10人受けて1〜2人しか合格できない計算になるため、決して簡単な入試ではありません。
つまり、「私立だから入りやすい」「麻布大学だから簡単」といった評価は、実際の入試データとは一致しません。
「私立獣医だから劣る」という見方は正しくない
獣医学部受験では、私立というだけで「国公立より下」と見られることがあります。
しかし、獣医学部は国公立・私立を問わず、大学受験の中でも難関に分類される学部です。私立獣医であっても、英語・数学・理科を高いレベルで仕上げる必要があり、十分な学力がなければ合格はできません。
また、麻布大学は獣医師国家試験や卒業後の臨床・研究分野でも実績のある大学です。獣医師を目指す進路として、十分に評価される大学だといえます。
麻布大学獣医学部は恥ずかしい大学ではない
麻布大学獣医学部への合格は、それ自体が高い学力の証明です。
ネット上の一部のイメージだけで「恥ずかしい」「やばい」と判断するのは、実態を正しく反映していません。
受験校を選ぶときは、偏差値の一部分やネット上の評判だけでなく、入試難易度・国家試験実績・卒業後の進路まで含めて判断することが大切です。
高偏差値の麻布大学獣医学部に合格するには?

ここまで麻布大学の偏差値についてお話ししてきましたが、実際に麻布大学への合格を掴み取るにはどうしたらいいのでしょうか?
実際の合格体験談
私は数学が苦手な受験生でした。過去問では初見で6割くらいしか取ることができなかったです。逆に英語と生物は7割から8割の間くらいは取れていました。
数学に危機感を覚えて五年分くらい解き、問題の形式や時間配分に慣れていきながら苦手な単元は基礎問題精講を解きなおしました。
結果7割は平均でも超えるようになり調子のいいときは8割いくようになり、逆に英語と生物は五年程過去問を解くだけで平均8割以上取れました。
結局数学のみがネックだったので過去問7年分と動物応用科学科の過去問を3年分くらい解きました。
その結果Ⅰ期のD日程で合格することができました。本番でも過去問に似た問題が出題されたので過去問ベースで勉強すべきだと思います。
勉強法やオススメの参考書
上記でも述べたように過去問ベースで勉強を進めていくのがいいでしょう。
数学に関しては苦手な分野のみ基礎問題精講を解く方法を採用してみてください。
英語に関しては長文で難しい単語が出ますがその単語の意味をすべて網羅するのは難しいです。過去問を解き前後の文脈からその単語の意味を推測できるように練習してみてください。その力が身につけば安定した点数が取れるでしょう。動物関連の単語は頻出なので一回出てきたものはその都度覚えておくのもありかと思います。
生物に関しては複数の単元をかけあわせたような問題や知識を問う問題が出題されるので間違えた知識問題はノートにどこが間違っているかをまとめたり、生物基礎・生物のすべてという参考書で間違えた知識の周辺知識まで見返したりしていました。
麻布大学獣医学部の学費と奨学金
6年間の総額は約1,400万円です。内訳は初年度が約250万円(入学金含む)、2年次以降が年230万円となります。私立獣医学部としては標準的な水準です。
利用できる主な奨学金は以下の4種類です。
- 成績優秀者奨学金(給付):2〜6年次対象、各学科各年次3〜4名、年10万円
- 麻布大学奨学金(貸与):経済的困難がある学生向け、学納金の年額またはその半額
- 麻布大学同窓会奨学金(貸与):同上、同窓会が運営
- 日本学生支援機構奨学金(貸与):経済的困難かつ成績優秀な学生向け
給付型は枠が限られますが、経済的な理由で諦める前に一度確認することをおすすめします。
最後に: 麻布大学獣医学部を目指すあなたへ

麻布大学は難関ではありますが、過去問を何年分も解いたりして傾向や時間の使い方を理解すれば合格することができると思います。皆さんの合格にこの記事が少しでも役に立てば幸いです。頑張ってください!
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