「獣医さんになりたいけど、小学生や中学生のうちからできることはあるのかな?」と思っている人はいませんか?安心してください。僕も小中学生の時は同じことを考えていました。
獣医さんになるには専門の大学に入る必要があるため、その前の高校選びが非常に大切です。
では、動物の病気を治し、健康を守る獣医師になるにはどんな高校に入ってどんな勉強をすればいいのでしょうか?
今回の記事では、獣医になるための高校選び、高校での勉強方法をまとめています。
他にはない体験談を多数掲載しているので、今後の高校選びの選考にしていただけると幸いです!
勉強以外でどんなことが出来るか気になる人は、こちらの記事を読んでみてください。
獣医になるにはどうしたらいいの?
獣医になるには、6年制の獣医学部大学を卒業したあとに獣医国家試験に合格する必要があります。
専門学校や短大、四年制大学卒では獣医国家試験を受けることができず、獣医になることはできません。
獣医は大学に6年間通い、最後に国家試験も存在するため、なるのはとても大変な職業であるといえます。
そのため、獣医になるには高校選びから慎重に行っていく必要があります。
どんな高校に入ればいいの?
高校選びが大切と書きましたが、将来獣医になりたい人はどんな高校に行けばいいのでしょうか?
ここでは高校の選び方をアドバイスしますので是非参考にしてみてください!
農業科、普通科どっちが有利?
獣医になるために有利な高校の学科は、普通科です。
獣医は酪農と関係があり、酪農を学べる農業高校に入るべきだと思われがちですが、獣医になるのに向いているとは言えません。
なぜなら、農業高校では農業や酪農のことを学ぶ一方、獣医学部の入試にそれらの知識は必要ないからです。
むしろ、共通テストや二次試験の対策をすることができる普通科のほうが獣医学部に行くのに向いているといえます。
どのレベルの高校に行けばいいの?
獣医になるのを目指すのであれば学力の高い高校に行く必要があります。
なぜなら、日本に獣医学部のある大学はぜんぶで16校ありますが、どの大学も比較的レベルが高く、偏差値の高い高校に行く必要があるからです。
具体的に私立大学の偏差値が60~70、国立大学で63~70もあります。
また、大学の偏差値は高校の偏差値と比べて、5~10程度低くなる傾向にあるので獣医学部に入るのには最低でも偏差値68以上の高校に行く必要があるといえます。
偏差値68以上の高校は、都市部の有名校や地方のTOP3までの高校が該当し、かなり絞られます。
上位の高校ならどこでもいいの?
偏差値68以上の高校全部が獣医になるのに向いているとは言い切れません。
なぜなら、獣医学部は理系学部であり、二次試験では主に数学や理科、英語が必要になるため、理数科などがある理系に強い高校を選ぶのがより良いと思います。
国立大学では共通テストが重視される傾向があるので共通テスト対策に定評のある大学を選ぶのもいいかもしれません!
高校ではどんな勉強をすべき?
高校では理系科目に重点を置きながら、すべての科目をがんばる必要があるでしょう。
なぜなら、獣医学部は偏差値が高いためすべての科目で良い成績をとる必要があり、その中で二次試験に向けて理系科目を強化していく必要があるからです。
一方で動物の知識などは入試では全く必要ないので試験勉強として行う必要はないでしょう。
獣医になるには普通科高校に行こう
いかがでしたでしょうか?
獣医になるには16大学しかない6年制大学に行く必要があるため、獣医学部に入学するには偏差値の高い普通科高校に行く必要があることがわかりました。
獣医になることを目標に高校入試、高校生活を頑張ってください!!!
大学受験の際にどんな勉強をしたらいいか気になる人は、こちらの記事も併せてどうぞ!
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